中田物語④ED克服のカギ、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)の驚きの役割

骨盤底筋群って勃起に効くの?中田敬之先生
この記事は約9分で読めます。

日本の男性を元気にします!

整体フィジカルマネジメント太陽堂の代表、柔道整復師の中田敬之です。

今回は、僕の人生を救ってくれた骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)についてお話をしていきたいと思います。

  1. 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)はお尻の下/肛門の周りにある筋肉
    1. 骨盤底筋群はウンチやおしっこ、男性の勃起や女性の妊娠出産に大切な役割を果たします
  2. 私がED(男性機能不全)で悩んでいた時の話
    1. 「腰の椎間板ヘルニア」で入院し不幸が重なりED・便もれ・尿漏れになった中田
    2. だんだん肛門から体液が出てくるように(汚くてすみません)
    3. 勃起改善に良い筋肉ってなんだろう?
    4. でも全然ED(勃起不全)が治らない!どうしよう・・・
  3. 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)と運命の出会いを果たし、見事EDを克服のきっかけをゲット!
    1. 勃起の筋肉=12個の筋肉が集まって働いている
    2. 骨盤底筋群のいくつもある作用の中に、勃起とのかかわりを発見!
  4. これはもう骨盤底筋群のことを広めるしかない! 
  5. 骨盤底筋群トレーニング=男性器機能改善の2つの柱
    1. 勃起力改善柱①:骨盤底筋群で血流を改善する
    2. 勃起力改善柱②:骨盤底筋群そのものを鍛えて、男性の立ち上がりをサポート
    3. 昔の日本人の生活スタイルなら自然と鍛えられていたが、生活習慣がガラリと変化した結果・・・現代人の骨盤底筋が落てしまっている
  6.  骨盤底筋群の3つ働き
    1. 働き1:排便や排尿の働き
    2. 働き2:生殖の働き
    3. 働き3:骨盤の内蔵を支える働き
      1. 「排便反射」とは?
  7. 勃起・出産・射精・尿漏れ・便もれ・前立腺肥大なら、骨盤底筋群トレーニング体操がおすすめ!
  8. まとめ

骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)はお尻の下/肛門の周りにある筋肉

「骨盤底筋群」。これまで記事を読んでくださった方はご存知かとおもいます。

骨盤底筋群っていうのはお尻の下、肛門の周りにある筋肉が集まった場所のことです。

骨盤底筋群はウンチやおしっこ、男性の勃起や女性の妊娠出産に大切な役割を果たします

盤底筋群働きとしてはウンチやおしっこをする時に使う筋肉、また男性でしたら勃起や射精、女性でしたら妊娠や出産に関わる大事な筋肉なんです。

でもマイナー(あまり知られていない)筋肉の名前だと思いませんか?

こつばんていきんぐん。私の患者さんでも、

「はじめは骨盤底筋群なんて知らなかった!」

という方が多いです。

私がED(男性機能不全)で悩んでいた時の話

は31から8年間、勃起できない症状(ED)に悩んでいました。

EDのせいで、結婚を考えていた恋人も失うほど、私の人生は暗く哀しいものになっていました。

「腰の椎間板ヘルニア」で入院し不幸が重なりED・便もれ・尿漏れになった中田

腰の椎間板ヘルニアで入院してた時に骨盤底筋力は弱まり、その時のトイレ習慣が原因で、私は8年間も「ED(勃起不全)・尿漏れ・便もれ」も悩まされました。

  • 腰の激痛に耐えて病室で車椅子にのる
  • 移動中も激痛に耐える
  • やっとトイレに着いた時には、便意はないけど出るまで1時間踏ん張る

だんだん肛門から体液が出てくるように(汚くてすみません)

痛に耐えてやっとの思いでたどり着いたトイレで踏ん張り続けていたので、

おしりが常にヒリヒリして、いわゆる脱肛の状態になってしまいました。

お尻の筋肉に負担をかけ過ぎてしまい、しまいには、おならしようと思ったらウンチが出ちゃったりするようになりました。

本来ならば、骨盤底筋が正常に働いていれば、肛門の周りの筋肉を適切に動かしてくれます(例 オナラをする時にはガスしか出さない等)

ですが、私は、この時の悪いトイレ習慣が原因で骨盤底筋群を痛めてしまい、本来持ってる働きができなくなってしまった結果、後にED・便もれ・尿漏れにまでなってしまったんです。

勃起改善に良い筋肉ってなんだろう?

私は柔道整復師です。つまり人のカラダを扱う、いわば人体の専門家といえます。

EDに悩んでいた当時の私は、「腹筋、尻の筋肉、腿の筋肉」あらゆる筋肉と勃起改善の関係について調べ、腹筋運動をやったりスクワットしたり、片っ端から鍛えて試していました。

でも全然ED(勃起不全)が治らない!どうしよう・・・

焦りました。年々、年々頑張って筋トレの時間は頻度を増やしているのに、EDがどんどん進行していくのです。

そしてある日、ぼんやりとした疑いが確信に変わりました。

腹筋・尻筋・腿筋は、勃起に対して一番大事な筋肉ではない。

この事に気づきました。

骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)と運命の出会いを果たし、見事EDを克服のきっかけをゲット!

その後一生懸命、ED克服のきっかけはないかと考えていました。

ある日、介護施設の仕事で、シニア向けの尿漏れ予防体操の講習として、骨盤底筋群のトレーニングを担当しました。

その時、柔道整復師として、骨盤底筋群のことを改めて深く勉強する機会を得たんです。

勃起の筋肉=12個の筋肉が集まって働いている

「筋肉骨盤底筋群」は勃起や射精サポート&尿漏れ・便漏れを防ぐ12個の筋肉が集まって働いている筋肉です。

その中の1つ「球海綿体筋」という筋肉があります。

この筋肉は精子・おしっこ・尿道内にある液体を外にピュって出す働きをしています。

男性なら思い出していただきたいんですけども、例えば10代の頃オナニーの時に射精する時とかって、めちゃめちゃ飛ばなかったですか??

僕なんかもよく紙を設置して営んでいた(競技かよというツッコミは置いといて)んですけど、それをビュー――――って飛び越えて、カーペットやシーツを汚してしまった経験がありました。

なぜそういうことが起こるのか?「球海綿体筋」の力が若い頃は強いからです。

ですが加齢と共にその筋力が弱くなってしまと、だんだん飛ばなくなってくる。

EDで悩んでいた時の私の場合は、骨盤底筋群が弱くなってしまっていたので、尿道内の体液がしっかり排出されなくなってしまっていたので、特に尿漏れもひどかったんです。(パンツの中に入れた瞬間におしっこが、出し切れなかったおしっこがジュワーっと漏れてしまうっていう症状)

このように、精子やおしっこを外に出す働きをする球海綿体筋力は、骨盤底筋群の働きが弱まると同時に低くなっていきます。

骨盤底筋群のいくつもある作用の中に、勃起とのかかわりを発見!

こうして骨盤底筋群のことを深く調べていけば行くほど、

骨盤底筋群=勃起や射精に関わる大事な筋肉なんだ

と分かりました。

それでこの骨盤底筋群を鍛えると僕のEDも治るかもしれないと思っ、それで自分でも研究してトレーニングを始めたのです。

すると、8年間何をやっても治らなかったEDが、たった7日間で改善の兆しが見え始めたんです。

これはもう骨盤底筋群のことを広めるしかない! 

の原体験から、

ED・尿便漏れに悩む人たちに対して、骨盤底筋群体操トレーニングを広めることは、私の使命だ!

と思うようになりました。

研究に研究を重ね、お陰様で今では柔道整復師としての施術に加え、骨盤底筋トレーニングを中心とした男性機能改善のお仕事をさせていただくようにまでなりました。

骨盤底筋群トレーニング=男性器機能改善の2つの柱

勃起力改善柱①:骨盤底筋群で血流を改善する

起不全(ED)解消に限らず、体の血のめぐりを良くすることは健康的な人生を送る基本です。ED改善薬やサプリメント、精力剤、禁煙、運動を進めるのは血流を良くするためです。

男性機能改善度合いを測る基準の1つは、体の血の巡りを良くできるか?です。

これは、いわゆる昔ながらの伝統的なED対処法の考え方で、

「しっかり体の血のめぐりを良くして、おちんちんに血液を集めてED/勃起改善をしましょう」

というものです。この考えは大事です。

勃起力改善柱②:骨盤底筋群そのものを鍛えて、男性の立ち上がりをサポート

ただ、私から言わせれば、血流を良くする事(サプリメント摂取や、摂取する栄養成分に気を使う事)などはやって当たり前です。

せっかくなら、いつもバキバキな男を目指すのにもう一つやって欲しいことがあります。

それは、毎日僕がしっかりやっているような骨盤底筋(勃起に関わる筋肉)を強化するトレーニング体操です。

ただ、ご存知の通り、骨盤底筋群は知名度は高くないマイナーな筋肉なので、あまりこの重要性が知られていないんです。

昔の日本人の生活スタイルなら自然と鍛えられていたが、生活習慣がガラリと変化した結果・・・現代人の骨盤底筋が落てしまっている

盤底筋群は、実は一昔までの人間が(日本人も)行っていた生活の動作を繰り返していれば、自然と鍛えられていた筋肉なのです。

例えば、現代のように車が普及せず、洋風の生活が定着していなかった時代は、よく歩き、立ったりしゃがんだりしていました。

この動作を当たり前のように繰り返していたので、自然と骨盤底筋群は鍛えられていたのです。

一昔の日本人は日常の動作で自然と鍛えられていたので、わざわざトレーニング体操をする必要もありませんでした。

普通の生活を営んでいたら鍛えることのない筋肉なんて、わざわざ広める理由もないですよね。

そういう背景があり、あまり人々の間では注目されないマイナーな筋肉部位だったんじゃないかなと思っています。

文明が発達した結果、現代人の歩く距離は減り、立ったりしゃがんだりする動作も減り、骨盤底筋力が弱い人が増えています。

 骨盤底筋群の3つ働き

働き1:排便や排尿の働き

うんちやおしっこする時の働きですね。

働き2:生殖の働き

男性だったら勃起や射精、女性だったら妊娠、出産を支える働きです。

働き3:骨盤の内蔵を支える働き

特に、骨盤の内蔵を支える働きの中でも、骨盤底筋群は排便反射に関係する働きがあります。

「排便反射」とは?

人間って食べたもの、それがうんちになって出てくんですけども、うんちが溜まる臓器が「直腸」と呼ばれる部分です。

直腸にウンチがだんだん溜まっていっ、てある一定のところまで溜まったら、

そろそろトイレに行こうぜ

という刺激が脳に伝わります。体の仕組みはこうなっています。

「うんちが直腸に溜まってきたな」と判断する、センサーの働きをするのが骨盤底筋群です。

通常のカラダであれば、しっかり十分に便が溜まった状態になった時にトイレに行きますよね?

ですが、EDに悩んでいた時の私の場合は、骨盤底筋群を痛めて筋力が低下しており、本来だったらもっと直腸に溜められるはずの便を骨盤底筋群で支えきれなくて、排便のセンサーが誤作動を起こしているような状態だったんです。

脳が勘違いして

トイレに行きましょう

という指示を毎時間のように体に伝えていたんです。

あまり便が溜まってないから量も少ないですし、摂取した水分がきちんと吸収されていない状態で体の外に排出されるので、下痢状態が続いていました。

もしあなたも例えば最近下痢が増えてきたなぁとか、今までよりも量は少ないのに大便の回数が増えてきたなぁという風に思うようになったら、骨盤底筋群力低下を疑ってみてください。

勃起・出産・射精・尿漏れ・便もれ・前立腺肥大なら、骨盤底筋群トレーニング体操がおすすめ!

ったりしゃがんだり、歩き回る動作が少なくなっている現代人は、骨盤底筋力が低下しています。

骨盤底筋力が落ちてしまってEDになっている勃起力低下人間、一杯知っています。

上で紹介した症状に近い悩みがあれば、中田式骨盤底筋群トレーニング体操を毎日実践してみてください。

中田式骨盤底筋群トレーニング体操の威力を何倍にもする、お勧めの方法も別の機会に紹介できればと思っています。

まとめ

今回は勃起に関わる大事な筋肉である「骨盤底筋群」についてお話をさせていただきました。

次回は中田物語最終回(⑤)です。

日々の栄養摂取に気を使い、骨盤底筋群を正しく鍛えた結果、吉原のソープランドで、信じられない奇跡が起こりました。

EDと便尿漏れで死を意識していた私の、人生大逆転劇の始まりです。

この記事を書いた人
中田 敬之

整体フィジカルマネジメント太陽堂代表 中田敬之(柔道整復師)です。

8年間EDと尿漏れ便漏れに悩んだ経験から、通常のED薬とは違う「骨盤底筋群」のアプローチによる「男性機能改善」で、人生100年時代をココロもカラダも健康に過ごすサポートをします。

中田 敬之をフォローする

中田敬之先生
中田 敬之をフォローする
MITAクリニック

コメント