生薬と言えば、清心丸。
例えば日水さんが出している、貴重な製薬「牛黄(ごおう)」を使用している漢方滋養強壮保健薬「日水清心丸」は(税抜38,000円)します。。。
主成分の牛黄をはじめとする主成分について調べると、生薬についての基礎知識がわかるので解説しますね。
生薬(しょうやく)とは
天然に存在する薬効を持つ産物から有効成分を精製することなく体質の改善を目的として用いる薬の総称
生薬(しょうやく)の服用タイミング
- 油物を避けた方が良い
- 胃腸に負担をかけないため
生薬(しょうやく)が金箔でコーティングされている理由
金箔で、生薬の成分の揮発を防ぐ為
日水清心丸(旧山王清心丸)の動物生薬
牛黄(ゴオウ)
牛の胆石。牛先頭に一頭の割合で発見される貴重な生薬。
日本でも「牛王宝印」として、牛黄を入れた炭で護符の文字を書いたことで知られる。7世紀から宮中で用いられ、滋養強壮に良いことで知られる。
中国最古の薬物書「神農本草経」に記載。
羚羊角(レイヨウカク)
牛科のレイヨウの角。ワシントン条約に該当する貴重な薬を粉末にしている。神経の緊張を和らげ滋養強壮に良い。
阿膠(アキョウ)
馬科のロバの皮を煮詰めて濃縮した成分。
日水清心丸(旧山王清心丸)の植物生薬
芍薬(シャクヤク)
ボタン科シャクヤクの根を乾燥したモノ。
鎮痛・鎮痙・収斂に効果あり。
甘草(カンゾウ)
ショ糖の150倍の甘さがある甘い草。お菓子の甘味料としても使われてる。グリチルリチン酸を多く含有。
人参(ニンジン)
つまり朝鮮人参=高麗人参。普段食べているあのオレンジ色のニンジンとは別物。ウコギ科のオタネニンジンの根っこ。
消化、新陳代謝促進するので滋養強壮・活力増進で有名。
桂皮(ケイヒ)
シナモン。風邪の初期症状によし。
防風(ボウフウ)
刺身のツマのハマボウフウ(浜防風:黄色いたんぽぽみたいなやつ)の由来。元旦に飲む「おとそ」にも入ってる。風邪を防ぐので、防風と呼ばれる。風邪の頭痛、めまい、関節痛に効く。
川芎(センキュウ)
セリ科の根茎。婦人病対策で有名。血行促進作用があり、冷え症や月経痛、月経不順、頭痛などに効くから。
当帰(トウキ)
奈良や北海道に生えている、セリ科のトウキの根を湯通しして乾燥させたもの。
血行促進するので
- 月経不順
- 月経異常
- 月経痛
- 更年期障害
- 産前産後貧血、疲労倦怠、むくみ
- 冷え性
山薬(サンヤク)
ヤマイモ/長芋の根。古くから「山のうなぎ」と言われるほど精力がつくことで有名で、自然に生えるから自然生(じねんじょう)=自然薯(ジネンジョ)と呼ばれる。
デンプンが豊富なので「山のうなぎ」と言われ精力増強・滋養強壮薬で有名。
消化酵素のジアスターゼをも豊富で消化補助にもうってつけ。
中国最古の薬物書「神農本草経」上薬(上品)に記載されている。
- 虚弱体質対策
- 抗酸化作用
- 老化防止
- 免疫能の増強
茯苓(ブクリョウ)
サルノコシカケ科、松の地中のキノコ。マツホド菌の菌核を乾燥し外皮を取り除いたもの。尿細管の再吸収を抑制するので、利尿作用があり、ミネラル類(Na、K、Clなど)の排出量が増加。病後の体力増強作用によし。
日水清心丸の成分配合
- 芍薬:619mg
- 甘草:619mg
- 人参:619mg
- 牛黄(ゴオウ):497mg
- 羚羊角:557mg
- 阿膠:433mg
- 桂皮:497mg
- 防風:371mg
- 川芎:371mg
- 当帰:371mg
- 山薬:304mg
- 茯苓:204mg
- 添加物(トウモロコシデンプン、リュウノウ、蜂蜜、金箔)
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