40代こそセックスを楽しむチャンス。統計でも52.8%はセックスを楽しんでいる。
40代の男女って、どのくらいセックスや性行為をするんでしょうか？周りの夫婦がどんな性生活を楽しんでいるのかなんて、口が裂けても聞けませんよね。
日本家族計画協会の2016年の全国調査「男女の性活と意識に関する調査」によると、40代の夫婦のうち52.8%はセックスを習慣的に楽しんでいるそうです！想像してみてください。町内会に100組の40代夫婦がいれば、そのうち52組は性を謳歌しているのです。
こう考えると、セックスレスは実は少数派なのです・・・ このコラムでは、40代はセックスをどう楽しんでいるのか、そしてその秘訣は何か？リアルな日本の40代の性生活に迫ります。
40代から女性のセックスは最盛期を迎えるって知ってました？
「３０させ頃 ４０し頃 ５０ござかき（茣蓙むしり）」という格言を知っていますでしょうか。これは、30代は男にさせてもいい。40代は自分もしたくなるころ。50代は女性がしたくてたまらない。
女性では本来破れないはずのゴザさえ破ってしまう、掻き毟ってしまうほどセックスが気持ちいい、という意味です。ドラマや映画のセックスシーンでシーツをギュッと握るあのシーンをイメージしてください。茣蓙を破る、という意味がなんとなくわかるかもしれません。最高にエッチですね。
男性のセックスの最盛期は実は10代？
男性のセックス最盛期は10代から20代後半と言われています。確かに思い出してみると、思い当たる節がある方は多いかもしれません。しかし男性は生物的にはセックスがしたくても、社会的に性欲が抑圧され始めます。
一般的な日本社会では、20代で就職し、年功序列で30代、40代では社会的責任が生じます。このストレスこそが性欲に影響すると言われています。男性ホルモンは10代～20代を境に徐々に低下し、40代ではセックスよりも仕事のことを考えてしまうといった精神状態に置かれている方も少なくないようです。
40代のセックスレスの原因は男性？それとも女性？答えは両方。
男性が考えなきゃいけないコト
女性は加齢に伴い女性ホルモンが減少し、閉経を迎えます。膣が固くなりセックスしにくい体になることは事実です。しかし、人間のセックスは肉体的な物だけでなく、精神的なものでもあるのを忘れてはいけません。
性欲減退の原因は加齢などによる変化ではなく、「気持ちの問題」がほとんどです。パートナーの加齢による身体的衰えは仕方がありませんが、奥さんを女としても見てあげないことで心が離れてしまうのです。記念日や誕生日にサプライズはしていますか？
女性が考えなきゃいけないコト
女性側にも同じことが言えます。下着や香水、お化粧が適当になっていませんか？40代は、磨けば磨くほど美しい女性になれます。しかし同居が長く、なんとなく異性から同居人になっていませんか？
常に「女を意識させる見た目」を気を付けてみてください。女性がサプライズを好むように、実は男性もサプライズが大好きです。こんなに妻って綺麗だったっけ！？、なんて思わせたら勝ちですよ！あとは、夫からの誘いを断ったりしませんでしたか？実は男性のセックスはかなり精神的なものに左右されます。数回断ると、もうセックスができないと気持ちが萎えてしまうのです。
40代がセックスレスを解消するにはどうすればいい？
セックスを楽しむ前に、まずはセックスの回数を増やしましょう。心理学に基づいたセックスレス対策をご紹介します。
セックスレス解消のために① 夫婦間のコミュニケーションを増やす。
ここで、「ザイオンス効果」をご紹介します。これは単純に接触する機会が多いほど行為を抱きやすい、というものです。乱暴に言えば「たくさん目にしたものを、好きになる」、または「とにかくたくさん姿を見せれば、好きになってもらえる」のです！
現在、夫婦の間で会話やデートが少なくなったりしていませんか？ぜひザイオンス効果を狙って一緒にいる期間を長くしてください。喋る、触る、ととにかく接触の機会を増やしてください。デートに行き、久しぶりに腕組みをしたり、公園をぼーっと散歩する中で会話を交わすのもいいですね。
セックスレス解消のために②「したい気持ち」にお互い正直になる。
夫婦のコミュニケーションが減ることで、お互いの気持ちを伝えるチャンスも失っているはず。特に男はセックスしたいのに「断られたらいやだ」というプライド山のように高い生き物です。エッチを断られたことがトラウマになっていることもあります。
でも、言葉で「したい！」っていうのも恥ずかしいですね。ここでお勧めしたいのが「マッサージ」です。先ほどのザイオンス効果（接触の回数が多いほど好意が強くなる）も相まって、非常に効果が高いことが報告されています。
しかもきわどい場所に手を伸ばして暗にセックスに誘うこともでき、夫も「あ、これはセックスの流れだな」とわかりやすく、夫から手を出すケースも多いそうです。もちろん、いざセックス本番となったら「ずっとしたかったの。。。」と妻側から恥ずかしそうに告白してみてください。男としてはこれ以上に嬉しいことはありません。
40代のセックスをもっと盛り上げる5つの対策方法
セックスレスのハードルは超えた、でも今更どうやって盛り上げたらいいのかわからない・・・という人も多いはず。そんな皆様の参考のために、対策を5個まとめました。
・見た目で楽しむ
・体位を工夫する
・場所を変える
・愛撫をきちんとする
・すべての電子機器をオフにする
40代のセックスを盛り上げる方法① 見た目で楽しむ
性欲と外見は密接に関係しています。見た目の良いパートナーを見ると興奮するのは男も女も共通しています。ここで大切なのは、若い時と同じ外見を目指すのではなく、「生理的に受け付けなくなる」ことを防ぐのです。年を取れば肥満体型になるし、髪は薄くなるかもしれません。
ただし、最低限の清潔感は保ちましょう！歯を磨く、化粧をする、など当たり前にやっていたことをさぼらないだけでいいのです。それが出来れば、次は相手の姿が見えにくい場所に行きましょう。
夜のテーマパークや、落ち着いた雰囲気の薄暗いバーは、たとえあなたの髪が少し薄いとしても、たとえ年齢相応のおばさんであってもムードが味方してくれます。熟年のご夫婦であっても「恋人繋ぎ」は珍しくありません。暗い人ごみの仲なら、密着してキスしても誰も文句は言いません。少しづつ恋人時代を思い出しましょう。
40代のセックスの盛り上げる方法② 体位を工夫する
女性は年齢によって、感じやすさが変わります。お尻まわりの筋肉がある若い女性は、女性器が上つき（足を広げて膣の入口がお腹側に近い）が多く、40代以降は筋力の弱まりとともにお尻が下がり、下つきの女性が80%近くを占めます。膣がお腹側に位置しています。
上つきなら「正常位」か「対面座位」がおススメ！
挿入する男性からは非常に挿入しやすいのが正常位です。上つきの場合、膣口が上に向いている為に斜め45度でつくと非常に気持ちいいのです。
下つきなら「バック(後背位)」か「横バック」を試してみて！
下つきの場合、女性が四つん這いになった時に膣口が後方にいる男性のペニスに向くのでバックがおススメです。ペニスで膣を突き上げるイメージでついてください。
40代のセックスを盛り上げる方法③ 場所を変える
いつも自宅でセックスしていませんか！？マンネリの原因が「場所」であるケースは非常に多く、旅行先やラブホテルなど、場所を変えて新鮮さを醸し出しましょう。
なんと、統計によるとラブホテル利用者のうち70%以上は40代以降となっており、あなたの周りの中高年もマンネリ打破のためにラブホテルをガンガン使用している、と明らかになりました。セックスレスの原因が「セックスする場所がない」ならラブホテルを！
40代のセックスを盛り上げる方法④ 愛撫をきちんとする
若い時のセックスと、40代以降のセックスは概念が変わります。若い時のセックスは性欲丸出しの野生的なもので、回数や頻度を重視しがちですが、40代以降は喜びとコミュニケーションが中心となります。
お互いに濡れにくくなることはむしろ利点であり、これはゆっくりとお互いを愛撫し、愛し合いましょうというサインなのです。
40代のセックスを盛り上げる方法⑤ すべての電子機器をオフにする
40代だと、仕事が人生の中心になっている人も多いはず。子供は小学校高学年～中学校に上がり手がかからなくなり、より仕事に精を出そうとするがあまり、プライベートを犠牲にしていませんか？
大切なのはオンオフで、会社からの連絡が入る携帯やPCは、セックスの時だけはオフにしましょう。暗い部屋で画面が明るくなれば、もうセックスから仕事モードに頭が切り替わってしまいます。今来たメールはセックスが終わってからでも問題ありません。電子機器は全部オフにして、心行くまでセックスを楽しみましょう。
40代こそ、セックスをより楽しもう。
40代は仕事に忙しく、かつパートナーとも離れがちな年代ですが、40代こそセックスを楽しむべきです！精神的にも肉体的にもまだまだ現役、いつまでも男と女でいましょう。
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