夫婦生活のストレスを放っておくと大変なことになる
夫婦のお互いが満足できる頻度で夫婦生活があれば、夫婦の絆も深まり、幸せな人生を送ることができます。
しかし、交際中や結婚後数年間はともかく、長く一緒にいればいるほどお互いの「満足できる頻度」が合わない状態になります。徐々に頻度が少なくなっていく夫婦もあれば、出産を機に一気に頻度が少なくなる夫婦もあります。
拒否する側もストレスだが、拒否される側のストレスはもっと大きい
拒否する側の理由としては「疲れている」「時間がない」という現実的な理由が主なものです。さらには「体だけの関係みたいで嫌」「求められること自体がストレス」という本質な理由や「体がついていかない」という年齢的な理由も出てきます。
理由はどうであれ、拒否される側は自分の存在を認めてもらえない気持ちになってしまう人が非常に多いです。夫婦生活に誘っても断られるたびに承認欲求を否定されてしまうのです。
やがて断られること自体がストレスとなって誘いにくくなり、セックスレスに進んでいきます。性欲は人間の三大欲求の一つなので、満たされないと大きなストレスになるのも無理はありません。
夫婦生活を拒否する相手を殺害した事件も実際に起こっています。そこまでいかなくても、セックスレスのストレスが原因でうつ病になる人は多くいます。
拒否する側もつらいのは事実ですが、夫婦生活のストレスを放っておくと、拒否される側の方が重症化する傾向にあります。
適切な夫婦生活の頻度ってどれくらい?
夫と妻お互いが満足とまでは言えなくても、大きなストレスを感じない程度に夫婦生活があれば、適切な頻度だと言えるでしょう。
只今のままでも大丈夫なのかと、不安になる方もいるかも知れません。世間一般ではどのくらいの頻度でセックスをしているのか、理想とする頻度、をご紹介していきましょう。
世の中の夫婦生活の頻度の平均とは?
『日経DUAL』がインターネット上で行ったアンケートによると、夫婦生活の頻度は以下のようにな結果となっています。
・週に2回以上 8.5%
・週に1回 13.1%
・2週間に1回 11.6%
・月に1回 15.6%
・3ヶ月に1回 6.5%
・半年に1回 8.0%
・1年に1回 6.0%
・数年以上していない 26.1%
月に1回以上の頻度で夫婦生活があると答えた人の割合の合計が48.8%と半数近くになっています。一方で、数年以上していないと答えた人も4分の1以上います。
理想的な夫婦生活の頻度は?
一方で、理想的だと思う夫婦生活の頻度についてのアンケート結果は以下のとおりです。
・週に1回 37.2%
・2週間に1回 19.1%
・月に1回 17.6%
・週に2回以上 13.1%
・なくても問題ない 6.0%
・3ヶ月に1回 3.0%
・半年に1回 1.0%
・1年に1回 0.5%
「週に1回」と「2週間に1回」と答えた人の割合を合計すると56.3%です。「週に2回以上」も加えると、69.4%になります。実に7割近くの人が、2週間に1回以上は夫婦生活を望んでいるということになります。
実際に2週間に1回以上の夫婦生活があると答えた人は33.2%だったので、夫婦生活の頻度に満足できていない夫婦は世の中にたくさんいるということになります。
このアンケート結果を参考にする限り、できれば「2週間に1回以上」、少なくとも「月に1回以上」が望ましい夫婦生活の頻度だと言えるでしょう。
いつまでも一緒に!夫婦円満のコツとは?
なんとなくの自然な流れで夫婦生活にストレスを感じるようになった以上、そこから自然に脱却できることはまずありません。
夫婦円満になるためには努力が必要ですが、いくつかのコツがあるのでみていきましょう。
夫婦生活円満のコツ① パートナーと話し合う
セックスは夫婦のコミュニケーションの一環です。まずは2人で会話をする時間を確保して、夫婦生活について話し合ってみましょう。
夫婦生活がなくてどのようにつらいのか、どういうふうにしたいのかをゆっくり話し合いましょう。恥ずかしがらずに自分のすべてをさらけ出すことが大切です。
話し合いによって「週1回、○曜日にする」「月に1回はする」などと取り決めるのもおすすめです。
夫婦生活円満のコツ② 夫婦生活のムードを大切にする
夫婦生活をするときには気分も重要です。「ムードがない」という理由で夫婦生活を拒否する人も多いのです。
日常生活を送ってる家庭内では雰囲気が出ないのなら、ホテルに行ってみるのもおすすめです。誕生日や結婚記念日などの節目にムードを演出するのもいいでしょう。
夫婦生活円満のコツ③ セックスを無理に求めない
どうしても相手の気分が乗らないときに無理に求めるのは禁物です。なおさら夫婦間の溝が深くなってしまいかねません。
気分が乗らないときでも、手をつなぐ、ハグをする、キスをするなどのスキンシップをするだけでも男女ともに癒されるものです。
無理に性行為を求めるよりも、スキンシップを増やしていくことでセックスレスの解消につながりやすくなります。
おしっこプレイが大好きなので、お風呂場でおしっこをかけ合うのが大好きです。私が相手の顔の上にまたがり、おしっこをかけるのがとても興奮して楽しいです。断られる事も多いので、なかなか好きな人には言えません。(20代女性)
理想の夫婦生活に必要なのは夫婦間のコミュニケーション
夫婦生活の頻度に不満があるとストレスが溜まってつらいものですが、焦りは禁物です。夫婦間のコミュニケーション不足が夫婦生活破綻の大きな原因なので、まずはコミュニケーションを増やすことが大切です。
言葉のコミュニケーション、心のコミュニケーションを増やし、そして体のコミュニケーションに至るという順番を意識してくださいね。
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