精子を増やす“簡単な”方法。不妊の原因にもなる精子量を明日から改善する対策を解説!

精子 増やすヘルスケア
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精子を増やすのはどうすればいい?減っちゃうと不妊にも繋がるって本当?

精子 増やす

不妊の原因は、女性のみならず男性にも原因があることがあります。そして、男性の不妊の原因として最も多いのが「精子量の減少」です。精子の数が増やすこともそうですが、同時に元気な精子も生成しなければなりません。そこで今回は、今からできる元気な精子を増やす方法をまとめました!

精子量を増やす方法① 禁煙をする

不妊治療・精子の量を増やすことでまず思いつくのは、禁煙をすることではないでしょうか。精子の量を増やすためにも禁煙はおすすめです。では逆に、喫煙をしていると男性の体では、どういったリスクが起こっているのでしょうか。

1. ED(勃起不全)のリスクが上がる

喫煙をすることで、血管にも大きな悪影響を起こします。それは全身に影響し、骨盤周りの動脈硬化にも繋がっていきます。男性器近くの動脈硬化の影響で、男性器に血流が通常通りに回らなくなることも起きてくるでしょう。そうなれば必然的に、男性器の機能も衰えていき、ED(勃起不全)に繋がります。

2. 精子が衰えていく

喫煙の悪影響が、男性の精巣へまで届きます。そして、精子の数・精子の運動性を低下させていくのです。喫煙の結果として、元気のない精子ばかりが増えていく形となり、同時に精子量も低下するでしょう。

また、遺伝子レベルでの影響も懸念されており、生まれてくる赤ちゃんにも影響がでることもあります。

以上のことから精子量を上げるためにも禁煙をしていきましょう。喫煙期間や量にもよりますが、精子の量が増えるまで数ヶ月は禁煙する必要があります。

精子量を増やす方法② 熱を与えないこと

精子をつくる精巣は熱に弱いため、男性器付近に熱を与え過ぎることを避けましょう。しかし日常生活内には、実は次のような場面でその危険性が隠れています。

1. 長風呂やサウナ

冬など季節によっては、熱いお湯に長く入る方も多いかと思います。しかし長時間の入浴は、精子量の減少に繋がっていることをご存知でしょうか。寒い日のお風呂などは気持ちいいかもしれませんが、精巣には熱すぎるため、精子の活動を低下させていきます。

2. タイト過ぎる下着

ボクサーパンツの中には、かなりタイトなタイプの下着も増えました。実は、このタイトすぎる下着が精子と関係してくるのです。その理由は、男性器が蒸れることにあります。常に蒸れた状態が続くことで、精子の活動は低下していきます。あまりタイトすぎるパンツは、精子のためにはおすすめしません。

3. 膝上でパソコンを使用する

ノートパソコンも増え、1家に1台はあると言われているパソコン。普及の裏には、精子量の低下が隠れているのです。パソコンは、使用していれば熱を持ち始めます。そしてノートパソコンのため、男性器の上や膝上付近で使用する方も増えてきました。この行動が男性器に熱を与える結果となっています。

以上のことからなるべく、男性器に熱を与えないようにしてください。どうしても避けられない場合は、1日に熱を与えている時間を少しでも短くしていきましょう。

精子量を増やす方法③ 下半身の筋肉を鍛える

精子を作るためには、男性ホルモンを大量に分泌させなければいけません。男性ホルモンの低下が精子量の減退に直結しています。そして、男性ホルモンをつくっているのは、筋肉です。それも人間の中でもっとも大きい下半身の筋肉が必要になります。ここを鍛えることで、男性ホルモンの分泌量は上がり、精子の量も増えていくことでしょう。

1. 下半身を鍛えるスクワット

このトレーニングは鉄板。知っている方も多いことでしょう。下半身=太ももの筋肉を鍛えるのに最適なトレーニングになります。目安として、15回×2セットは1日に1回はおこなってください。

また、筋肥大を目的としているので、早いスピードで行わず、ゆっくり丁寧にトレーニングしていきましょう。下にしゃがむときよりも、上に伸びる時をゆっくりおこなうのが筋肥大のコツです。

スクワットに慣れてきたら、片足にしたり、重りを担いだりと負荷を掛けていくと尚ベストです。定番のトレーニングをマスターして、男性ホルモンを増やし、精子も増やしていきましょう。

精子量を増やす方法④ ストレスを溜めない

過剰なストレスは精子に影響を及ぼします。うつ病も増えてきている現代社会で、ストレスは大きな問題となっています。精子のためにも極力ストレスは溜めないようにし、発散していきましょう

そして、そのストレスの中でも意外にも多いのが、「精子の量」自体に悩んでストレスになることです。この問題自体に強くストレスを感じ、さらに追い込んでいくという流れの方が目立ちます。こういう方は1度、この問題自体から避けることをおすすめ。そうすることで、ストレスからも解放され、精子の量の問題が解決していくパターンも多くみられます。

それ以外にも、ストレスを発散する術が少ない方もいます。音楽を聴く・運動をする・ドライブをするなど自分自身が好きなことをする時間を積極的に作ることも大切です。

まずは、自分自身に余裕をつくってあげましょう。もちろん好きなことだからといって、暴飲暴食などに走ってしまうのはNGです。

精子量を増やす方法⑤ ホルモンに必要な栄養素を摂取する

上記にもありますが、筋肉を鍛え男性ホルモンを増やすことも精子を増やすうえで大切です。

しかし、鍛えるだけでは不十分の場合もあります。栄養素をしっかりと摂ることで、その効果は倍増していくのです。むしろ食事面に問題のある方であれば、基本的な栄養素をしっかりと摂るだけでも男性ホルモンの向上に繋がっていきます

男性ホルモン回復が期待できる栄養素1. タンパク質

筋肉をつくる材料となるのがタンパク質です。筋肉のほかに、臓器・皮膚・毛髪などの組織や血液成分・ホルモン・酵素・遺伝子などもタンパク質からつくられています。人間の体をつくるのに、欠かせない栄養素のひとつといえます。

タンパク質を多く含む食材

鶏むね肉・いわし・かつお・ツナ・納豆・たまごなど

男性ホルモン回復が期待できる栄養素2. 亜鉛

亜鉛という栄養素は、聞きなれない方も多いかと思います。実はこの亜鉛はセックスミネラルと言われているほど、男性ホルモンや精子の合成・促進・運動率を上げてくれるのです。

亜鉛を多く含む食材

牡蠣・ホタテ・たらこ・豚レバー・卵黄・納豆・牛肉など

男性ホルモン回復が期待できる栄養素3. ビタミンB群

ビタミンB群は、タンパク質と相性がよく、同時に摂取することでお互いに吸収率を上げてくれます。また働きとしても非常に優秀で、筋肉をつくるサポートをしながら精力増強に役立つのです。ビタミンB群は数種類ありますが、偏ることなく摂取することをおすすめします。

ビタミンB群を多く含む食材

豚肉・レバー・うなぎ・緑黄色野菜・玄米・豆類など

男性ホルモン回復が期待できる栄養素4. オメガ3

脂質を過剰に摂取することも精子にはよくありません。脂質は肥満に繋がりやすく、肥満は精子の活動低下にも直結します。脂質を摂取する場合は、脂質の質も考えるようにしていきましょう。脂質の中でも、ナッツ類や脂の多い魚、甲殻類に多く含まれるオメガ3を積極的に摂取することが精子の形成に良い影響を与えます。

オメガ3を多く含む食材

くるみ・さんま・サバ・アジ・大豆・ムール貝など

男性ホルモン回復が期待できる栄養素5. ビタミンE

ビタミンEは、強い抗酸化作用のある栄養素のひとつで、精子の老化を防ぐ働きをしてくれます。脳の一部に働きかけることで、男性ホルモンの分泌を促し、精子の量を増やしていきます。

ビタミンEを多く含む食材

枝豆・落花生・かぼちゃ・なす・ほうれん草・豆苗・うなぎなど

意外と日常生活で手軽に摂取できる食材が多い

以上が男性ホルモンを上げてくれる5つの栄養素になります。これらの栄養素を日々の食事の中で摂取していくことで、精子量の改善に繋がっていくことでしょう。過剰に偏った食事は肥満に繋がり、精子の活動は低下していきます。健康的な食事を日々心掛けていきましょう。

日々の食生活や生活習慣を変えるだけで、精子の量は増やせる

今回紹介した内容に気を付けていくことで、あなたの精子の量はどんどん増えていきます。意外と身近な問題でもある「生活習慣」と「筋肉」をしっかり見直していくことで、精子の問題は改善していくことが多いです。ぜひ明日から実践してみてください。

この記事を書いた人
MITAクリニック

中高年の性の悩みを解決する総合情報サイト。
サイト名の由来は、MITA(Mental Impotent Training Adult)の頭文字をとったものです。

当サイトは、フィジカルマネジメント太陽堂代表院長の柔道整復師、中田敬之先生に監修頂いています。

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