精液を増やすことは可能?枯れ始めた中高年男性が元気になるための5つのポイント

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精液の量を増やしたい!取るべき手段とは?

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中高年男性なら誰しもが、精液を増やしたいと思ったことがあるので?

40代以上の中高年になると、射精しても若いときのように勢いよく精子が出ないと悩んでいる方も多いことでしょう。

精液の量が少なくなると、射精しても以前ほどには気持ちよく感じられないものです。

中高年になると精液の量が減ってしまう原因は何なのでしょうか?ここでは、枯れ始めた中高年男性が元気になるための5つのポイントをご紹介します。

そもそも、精液が減ってしまう3つの原因とは

歳をとると精液が減ってしまうのはある程度やむを得ませんが、他にも精液が減ってしまう原因はあります。精液が減ってしまう3つの原因を解説します。

精液が減る原因① 年齢的な原因

女性が閉経するのとは異なり、男性の精液を作る機能は年齢を重ねたからといってなくなるものではありません。

しかし、歳をとると精巣も当然老化しますし、男性ホルモンのテストテロンの分泌も少なくなってきます。テストステロンの分泌が少なくなると、精子や精液の生産活動も低調になります。

ただ、体の老化に個人差があるのと同じように精巣の老化にも個人差があります。テストステロンの分泌量については、体の老化以上に大きな個人差があります。

そのため、いくつになっても大量の精液が作られる人もいれば、早い方では30代を少し過ぎたくらいでも精液の量が減ってしまう人もいます。

年齢的な原因に加えて、以下の2つの原因によって老化を加速させることが問題です。

精液が減る原因② 生活習慣による原因

生活習慣が不規則だと体に負担がかかります。体に負担がかかっていると血行が悪くなりますし、成長ホルモンの分泌も悪くなってテストステロンの分泌も減ってしまいます

特にタバコを吸うと血行が悪くなるので要注意です。タバコは体へのダメージも大きいですし、精巣で作られる精子にもダメージを与えてしまうと言われています。

また、一般的な生活習慣以外にも、精巣に負担のかかることは精液や精子を減らしてしまう原因になります。

タイトな下着で精巣を締め付けたり、自転車に頻繁に、長時間乗ると精巣への負担が大きくなってしまいます。長時間のデスクワークや車の運転も同様です。

また、精巣は熱に弱いので、サウナや長風呂も精液や精子の生産に悪影響をもたらします

精液が減る原因③ 精神的な原因

精神的に大きなストレスを常に抱えていることも、精液を減らす原因になります。ストレスがたまると、自律神経が乱れてホルモンの分泌に影響します。男性ホルモンのテストステロンの分泌が減ってしまい、精液が減ってしまう原因になるのです。

精液の生産に影響を及ぼす精神的なストレスは、性行為に関するストレスだけではありません。あらゆるストレスが原因になります。

中高年はさまざまなストレスをため込みやすい年代でもあります。仕事も忙しいでしょうし、立場的にも中間管理職として大きなストレスにさらされている方も多いでしょう。

家庭でもいろいろな問題を抱えていたり、子どもも大きくなっていることからお金の悩みも尽きないことでしょう。

ストレスが強いことは頑張っている証拠でもありますが、精液を減らす原因になるということは覚えておきましょう。

精液を増やしたい中高年が元気になるための5つのポイント

では、どうすれば精液を増やすことができるのでしょうか。

病院では不妊治療や勃起障害や精力増強のための治療はできますが、精液そのものを増やす治療はないようです。

そこで、精液を増やしたいと願う中高年男性が元気になるための5つのポイントをご紹介します。

精液を増やす方法① 生活習慣を改善する

精液の減少に悩む中高年男性は、生活習慣が乱れていることが多いと思われます。仕事が忙しいでしょうから一朝一夕に生活習慣を改めるのは無理としても、精液を増やしたいなら少しでも生活習慣を改善することが基本になります。

生活習慣の中でも最も重視すべきなのが睡眠です。睡眠が不足すると体の疲労も心の疲労も回復が追いつきません。成長ホルモンの分泌も滞ってしまいます。

成長ホルモン分泌のゴールデンタイムは午後10時から午前2時までなので、できるだけこの時間帯には眠っていることが望ましいです。

食事も栄養バランスに配慮しつつ、規則正しくとりましょう。精液を増やすためには亜鉛、タンパク質、アルギニン、シトルリン、各種ビタミンなどを多く含む食品を積極的に摂るべきです。

牡蠣やうなぎ、鶏のささみ、山芋、にんにくなどは手に入りやすく、精もつくのでおすすめです。

適度な運動も大切です。ジムに通ったりスポーツをしたりする時間がとれない場合は、通勤のときにできるだけ歩くのもいいことです。有酸素運動には体内の酸化ストレスを軽減する効果があるので、精液の生産にも好影響です。

精液を増やす方法② ストレスを発散する

生活習慣を改善することがストレスの解消にも役立ちます。ただ、生活習慣を改善しようにも限界があるという方が多いと思います。そんな場合でも、できる限りストレスを発散することを心がけましょう。

おすすめは、毎日少しでもいいのでリラックスできる時間を確保することです。好きな音楽を聞いたり、お風呂にゆっくり入ったり、適度にお酒を飲んだりしてリラックスする習慣をつけましょう。

中高年男性はストレスと無縁ではいられないだけに、日々ストレスを発散していくというスタンスが大切です。

精液を増やす方法③ 筋トレをする

筋トレをして筋肉が増えると、男性ホルモンのテストステロンの分泌が増えます。したがって、精液を増やすことにつながります。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も有効ですが、筋トレという無酸素運動を取り入れることによってテストステロンを活性化することができるのです。

どんな筋トレでも有効ですが、精液を増やすためにはスクワットが特におすすめです。全身の筋肉の60~70%は下半身にあるので、スクワットをすることによって効率よく筋肉量を増やすことができます。

また、スクワットをすることによって下半身の血流量が増大する効果も期待できます。下半身の血行がよくなると精巣の働きも活発になるので、精液を増やすことができます。

精液を増やす方法④ サプリメントで精力を増強する

生活習慣を改善し、ストレスを発散して、筋トレをするというのは心身へのダメージを軽減しつつ、肉体本来のポテンシャルを発揮する方法になります。

しかし、若い方ならともかく、40代以降の中高年だとこのような方法だけでは効果を実感するまでに時間がかかってしまうのも事実です。

そこで、精力を増強するためにサプリメントで栄養素を補うこともおすすめです。

シトルリンやアルギニンが配合されたサプリメントを服用すれば、全身の血行がよくなり、テストステロンの分泌も促進されます。それによって精液を増やすことが期待できます。

ただし、サプリメントも即効性があるものではないので、最低2~3ヶ月は地道に飲み続けることが必要です。

精液を増やす方法⑤ 適度に射精する

オナ禁をすると精力増強できるという情報を見たことがある方も多いと思いますが、精液を増やすためにはオナ禁はおすすめできません。

たしかに、しばらくオナ禁をした後は勃起しやすくなりますし、精液も大量に出るようになります。

しかし、オナ禁はたまっていた精液が出ただけであり、精液の生産量が増えたわけではないのです。

精巣で精液がフルに作られるまでに要する時間は、通常は72時間程度だと言われています。ということは、72時間以上はオナ禁をしても精液を増やす効果はないということになります。

そればかりか、古い精液をためていると新しい精液が作られなくなり、精巣で精液を作る機能も老化してしまいます。

中高年になると頻繁に射精しすぎても体力の消耗が激しくなるのでよくないですが、適度なペースで射精しておかないと精液は減ってしまうのです。

72時間に1回、つまり3日に1回くらいのペースでコンスタントに射精することがおすすめです。

精液を増やしたいなら、まずは生活習慣の改善を。

精液を増やすためには、生活習慣を改善したり、ストレスをコントロールすることによって心身のコンディションを整えることがまず基本になります。それから、筋トレで体を鍛え、サプリメントで栄養を補給するなどのプラスアルファを加えていくのが有効です。

適度に射精すべきというのは意外だったかもしれませんが、精巣も使わなければ老化が早まるということです。

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