勃起を持続させたい中高年男性必見。中折れ理由や勃たない原因&解決方法を解説

勃起 持続ライフスタイル・統計
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勃起状態が持続しないことに悩んでいませんか?

勃起 持続

勃起が持続できないという悩みを抱える方が中高年になると多くなります。

「勃起はできるけど途中で萎えてしまう」「勃起してすぐにしぼんでなかなか挿入できない」「最後までイケないことが多いので彼女が不満そう」

こんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。中高年になるとどうして勃起を持続しにくくなるのでしょうか?この記事では、中高年登っき持続力の低下の原因と解消法を解説していきます。

そもそも、勃起が持続できないのは病気なのか?

一応は勃起できるけれど持続できないという場合、ED(勃起障害)である可能性があります。

EDというと勃起が全然できない状態だけを意味すると考えている方もいることと思います。

しかし、EDの医学上の定義は「性行為を満足に行うために十分な程度に勃起できない、または勃起を維持できないこと」をいいます。

つまり、勃起はしても性行為を満足に終えるまで持続できない場合もEDに該当するのです。

医学的にEDと診断される場合でも、体に何らかの異常があるケースとないケースの2種類があります。

体に異常がある場合は、病院を受診して治療を受けなければEDを解消することはできません。

それ以外の場合は誰でもEDになる可能性がありますし、一時的にEDになるケースもあります

医学的な治療が必要なケースは別として、それ以外の場合はどのような原因で勃起が持続できなくなるのか、みていきましょう。

中高年男性が勃起を持続できなくなる原因

30代までの若い人でも勃起が持続できないという悩みを持っている人はいますが、若いときは大丈夫だったのに40代以降になってから勃起が持続できなくなったという人もいます。

中高年に多い原因としては、主に「男性ホルモンの分泌が減った」「精神的ストレスが強い」「薬の服用で勃起しにくくなっている」という3つが挙げられます。

その他にも原因はありますが、順に解説していきます。

勃起が持続しない原因① 男性ホルモンの分泌が減った

男性ホルモンのテストステロンの分泌が減ると、性欲が減少し、勃起力が弱くなってしまいます。それによって勃起の持続時間も短くなります。

誰でも歳をとるとテストステロンの分泌が減ることは避けられません。平均すると、20歳を過ぎると毎年1~2%ずつの割合で減少していくといわれています。

もちろん、減少する度合いには大きな個人差があります。70代を迎えても勃起の悩みが全くない人もいれば、30代そこそこでもテストステロンの分泌がかなり減ってしまい、勃起が持続しにくくなる人もいます。

個人差が大きいために一概には言えませんが、40代以降の中高年で勃起が持続しにくくなっている場合は、テストステロンの分泌が減少していることが原因である可能性が非常に高いでしょう。

勃起が持続しない原因② 精神的ストレスが強い

精神的に強いストレスを抱えていると、血行が悪くなったり、男性ホルモンのテストステロンの分泌が滞ったりして勃起障害をきたすことがあります。

メンタルが勃起に大きな影響を与えていることは、誰でも経験的にお分かりのことでしょう。

性交時のちょっとした失敗や過去の女性とのトラブルがトラウマとなって、いざというときに勃起できなかったり、勃起してもすぐに萎えてしまうということは若い人に多いのですが、中高年でもこういうことは起こります。

たまたま勃起が持続できずに中折れしてしまったことを気に病んで焦ってしまい、悪循環に陥ってしまっている方も少なくありません。

それ以外にも、中高年男性は仕事や家庭の事情で深刻な悩みを抱えていることも多い年代です。そういったストレスを抱えているときも、性行為に集中できずに勃起を持続できなくなることがあります。

勃起が持続しない原因③ 薬の服用で勃起しにくくなっている

中高年になると、さまざまな内服薬を常用する方も多くなってきます。そんな内服薬の中に副作用としてEDを引き起こす可能性があるものが少なくないのです。

降圧剤や胃薬をよく飲んでいる方も多いと思いますが、勃起しにくくなる副作用のあるものが多いので要注意です。

他にも、向精神薬や睡眠薬、痛み止め、解熱剤、前立腺肥大症の薬やコレステロールを抑える薬の中にも勃起しにくくある副作用が報告されているものがあります。

勃起が持続できない悩みを抱えている方で、内服薬を飲むことが多い方は主治医に相談する方がいいでしょう。

勃起が持続しない原因④ その他

他にも、勃起が持続できなくなる原因はいろいろあります。

一時的な勃起障害の原因で多いのは、お酒の飲み過ぎです。お酒を飲むと血行はよくなるのですが、勃起を持続するためには血液が一定時間ペニスに集中する必要があります。

アルコールによって全身の血管が広がりすぎると、ペニスに血液が集中しなくなるのです。また、度を超して飲み過ぎた場合は逆に血行が悪くなってしまいます。

タバコの吸いすぎや睡眠不足、運動不足、栄養の偏り、不規則な生活などもよくありません。

体が不健康になると血行が悪くなりますし、成長ホルモンの分泌も悪くなります。成長ホルモンの分泌が悪くなるということは、男性ホルモンのテストステロンの分泌も減ってしまいます。

とかく、不健康な生活習慣もEDの原因になるということを覚えておきましょう。

勃起が持続できない悩みを解決する方法とは

それでは、勃起が持続できないという中高年の悩みを解消する方法をみていきましょう。

勃起持続が続かないときの解決法① EDの治療を受ける

勃起が持続できなくて満足な性行為ができなくなっているなら、れっきとしたEDです。したがって、病院を受診してEDの治療を受けるのが最も確実です。

EDの診療は主に泌尿器科や内科で行われていますが、専門外来を設けている医療施設もあります。

治療はバイアグラなどの投薬治療が中心になります。病院にいかなくてもバイアグラは買えますが、輸入品になるので注意が必要です。

副作用なく安全に治療効果を求めるなら、病院に行って医師に処方してもらうことをおすすめします。

また、病院では投薬治療以外にも、専用の機器を使って下半身の血流を改善する治療など、さまざまな療法が取り入れられています。

主治医に相談して、最適な治療を受けてみるといいでしょう。

勃起持続が続かないときの解決法② サプリメントを服用して精力を増強する

勃起が持続できない悩みがそれほど深刻ではない方や、手軽に少しでも改善効果を求めたい方には、サプリメントの服用がおすすめです。

シトルリンやアルギニンが配合されたサプリメントなら、血行を促進し、男性ホルモンのテストステロンの分泌を促進する効果が期待できます。

ただし、サプリメントの場合は医師が処方する医薬品のような即効性は期待できません。サプリメントの役割は、有効成分を毎日少しずつ取り入れて体質を改善することにあります。

勃起が持続する効果を実感するまでには2~3ヶ月は要するでしょう。サプリメントは地道に飲み続ける必要がありますが、体質を健康的に改善できれば効果も長く持続するというメリットもあります。

勃起持続が続かないときの解決法③ 生活習慣を改善する

勃起を持続できなくなる原因のところでも述べましたが、生活習慣が不健康だと血行が悪くなったり、男性ホルモンのテストステロンの分泌が減ったりします。

不健康な生活習慣そのものによってストレスもたまってしまうので、悪循環に陥る恐れもあります。

なるべく、生活習慣を健康的なものに改善しましょう。睡眠をしっかりとり、栄養バランスのとれた食事を規則正しくとり、適度な運動をすることです。お酒やタバコもほどほどにして、毎日少しでもいいのでリラックスできる時間を持ちましょう。

とはいえ、仕事などで忙しい中高年男性がすぐに生活習慣を改めるのは簡単なことではありません。できることから少しでも手をつけていくことが大切です。

何かひとつだけおすすめするとすれば、睡眠です。成長ホルモンは睡眠中に分泌されるので、テストステロンをしっかり分泌するためにも睡眠はすごく大切です。

成長ホルモンが最も多く分泌されるのは午後10時~午前2時の間と言われています。できるだけ夜12時までには寝て朝型の生活に切り替えるのがおすすめです。

勃起持続が続かないときの解決法④ 新鮮な性的刺激を求める

勃起にはメンタルが深く影響しています。男性の場合、長年慣れ親しんだ奥さんとの性行為がマンネリになっていると、勃起しにくかったり持続できなかったりするのも、ある意味無理はありません。

そんなときは、新鮮な性的刺激を求めるのもいいことです。

もし不倫をするなら自己責任で行っていただくしかありませんが、風俗で初対面の女性と性行為をすることも刺激になります。

奥さんに理解がある場合は、グッズを使ったり、変わったプレイをするなどして新鮮な刺激を味わってみると、勃起が持続することもあります。

勃起の持続は、まず精神的にリラックスすることから。

勃起が持続できないのはれっきとしたEDだと申し上げましたが、歳をとると誰にでも起こることです。体に異常がある場合は治療が必要ですが、そうでなければ必要以上に気にしないことも大切です。

健康的な生活習慣で体調を整えることを基本とし、サプリで栄養を補い、新鮮な刺激で性的興奮をアップさせれば少しは変わってくるはずです。気持ちを楽に持って対処していきましょう。

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