朝立ちしない原因とは?改善できるの?
朝起きると勃起している減少は男性なら甘楽図一度は経験していることです。若い頃は毎日朝立ちしていたけど、年をとってくると減ったり全くなくなって。不安になる男性も多いことと思います。
そこで今回は、朝立ちの原因となる「血管の老化」と「男性ホルモン」の改善方法について解説します。最近朝立ちがなく、男性器にも元気を感じられていない方は、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそも朝立ちしないのは病気なのか
結論から先に言いますと、朝立ちしない=血管の老化現象です。そもそも朝立ちとは、血流が男性器にしっかりと流れて勃起をしているわけです。朝立ちがないということは、現在の血管の健康状態が悪いと判断できるでしょう。
20代であれば寝ている時間の半分、50代であれば寝ている時間の3分の1は、勃起しているのが健康の証になります。性的な興奮の勃起とは異なり、いわば女性の生理と同じで、朝立ちは男性版の生理というわけです。
また男性器の血管は1~2mmと、人間の中で最も細い血管が通っています。心臓の血管は3~4mm、脳の血管は5~7mmなので、いかに男性器の血管が細いかがわかります。
動脈硬化も男性器から始まると言われており、糖尿病やロコモティブシンドローム(運動器症候群)の症状などが進行している場合もあります。
血管の老化現象以外にも、朝立ちしない原因として男性ホルモンの低下が考えられます。男性ホルモンの低下により、男性器へホルモンが届かなくなり、勃起へと繋がりにくくなるのです。男性にも更年期障害が存在し、2週間の間で朝立ちが1~2回以下だった場合はそれに当てはまります。
朝立ちしない原因① テストステロンの不足
朝立ちしない原因として最も関係があるのが、テストステロンの不足です。テストステロンとは、男性ホルモンのことを言います。このホルモンが低下すると、男性としての機能が低下していき、朝立ちしない原因に繋がるわけです。
そして男性ホルモンであるテストステロンは、年齢とともに分泌量が低下していきます。その原因のひとつが、筋肉量の低下です。つまり筋肉量の低下を防げば、テストステロンの分泌低下を防げることになります。
ですが現状、加齢による筋肉量の低下を防ぐことは不可能です。なので、なるべく筋肉量を維持し、筋肉量の低下を緩やかにしていくことを心掛ける必要があります。そのためには、筋肉量を低下させないよう日頃のトレーニングが重要になってくるのです。
テストステロンを増やす筋肉を鍛える
そこで特にテストステロンの分泌量と関係している、下半身の筋肉を鍛えていくことが必須になります。しかし残念なことに下半身の筋肉は、加齢とともに最初に落ちていく部位なのです。テストステロンの分泌量向上にはマストな筋肉となるため、必ず鍛えていくべき筋肉と言えるでしょう。
改善策としてテストステロンの分泌量を増やすために、下半身を鍛える代表的な種目でもあるスクワットをすることです。スクワットをすることで、筋肉量は増え、テストステロンの分泌量向上へと繋がります。ただ、1日では筋肉量は増えない為、最低2か月間は毎日20回程度のスクワットをしていきましょう。
またトレーニング自体が苦手な方は、日常生活の中で取り入れやすいことを入れるといいでしょう。例えば日頃エスカレーターばかりの方は、意識して階段をのぼるようにすれば下半身を鍛えられます。慣れてきたら1段飛ばしをしたり、負荷を掛けていけば尚いいでしょう。
このように下半身を鍛えていくことで、テストステロンの分泌量は増え、朝立ちが復活してきます。足腰が弱ってきたなと感じている方は、まず下半身を鍛えることから始めてきてください。
またウォーキングなど、軽い有酸素運動を組み合わせると効果が倍増します。時間のある方は、ウォーキングなど有酸素運動も合わせてお試しください。
精力サプリメントの摂取もしていますが、一番は身体の衰えが影響するよいに思いますので、毎週スポーツクラブに行き遠距離の水泳で身体を鍛えています。身体を鍛えてからは夜の営みも比較的長時間に耐えられるようになったと感じます。(40代男性)
テストステロンを増やす栄養を摂る
食事は運動に比べて簡単に調整しやすい生活習慣です。どうしても暴飲暴食の癖が止められなければ、サプリメントを活用した栄養補給によってテストステロン分泌を増やす行為が簡単にできる時代になっています。
朝立ちしない原因② 高血圧・糖尿病・高脂血症
糖質や脂質の多い食事ばかりになると、高血圧や糖尿病、高脂血症などの疾患に繋がります。このような疾患は男性器への血流を悪くさせ、男性器の機能を低下させる働きもあり、朝立ちしない原因をつくっていくのです。
また朝立ちしない以外にも、健康上の問題も多数発生してくるため、早急に改善した方がいいでしょう。
症状を軽くするために必要なこと
これらの疾患に対しての改善方法として1番いいのは、食事療法です。糖質や脂質の多い食事を改め、健康的な食事を心掛けていきましょう。そうすることで血流も促進されていき、朝立ちの問題もそうですが、健康上の問題もクリアになっていきます。
そして、食事方法として最初におこなうべきポイントは、今食べている糖質と脂質をかなり減らしていくことです。ここを変えない限り、改善することはありえません。食事を改善していかないと朝立ちもそうですが、ED(勃起不全)や精子量の減少などにも繋がります。早急に食事を見直していきましょう。
またこの疾患を持つ方の多くは、肥満の方が多い傾向にあります。肥満は健康上の様々なリスクも背負うため、ダイエットも同時におこなっていきましょう。
朝立ちしない原因③ 過度な喫煙・飲酒
過度の喫煙や飲酒は、臓器へかなりの負担がかかります。臓器への負担が大きくなることで、臓器は疲労し、臓器自体の機能の低下にも繋がってきます。そして臓器の機能低下に繋がれば、男性ホルモンをつくる機能も同時に低下していくでしょう。
これらが続くことで、正常なホルモン量を分泌できなくなり、男性機能の低下へと繋がります。結果、朝立ちしない原因となるのです。
禁煙禁酒から朝立ちが回復するまでの期間
臓器の疲労は、禁煙禁酒をしたからといってすぐに回復するわけではありません。喫煙による肺への影響は、回復までに数年掛かるとも言われているほどです。なので、正常な男性ホルモンの分泌量に戻るまでは、最低でも数ヶ月は時間が掛かるでしょう。
過度な喫煙・飲酒をしている方は、今すぐにでも喫煙・禁酒をすることをおすすめします。朝立ち以外にも、精子量の増加・精子の運動性増加にも繋がってきますので、気になる方は喫煙・禁酒に積極的に取り組みましょう。
朝立ちしない原因④ 水分不足
水分不足も朝立ちしない原因のひとつです。上記にもあったように男性器の勃起は、血流の流れによって起こる現象です。なので、血流の流れが悪いと朝立ちはもちろん、ED(勃起不全)にも繋がります。
血液がドロドロの原因は多々ありますが、水分不足も原因のひとつです。それに人間の60%は水分で占めているので、いかに水分が大切なのか理解できるかと思います。
朝立ちを回復させるための1日の水分量
厚生労働省では、成人が健康のために必要な水の量は、1日2.5リットルとしています。朝立ちで悩んでいる方は改善するために、2.5リットル以上の水の摂取が必要になるでしょう。
また水分とは「水」のことなので、コーヒーやジュースなど嗜好品とは異なりますので、注意してください。嗜好品の多くは利尿作用があり、飲み過ぎは水分不足にもなりかねません。できるだけ水分は、水を摂取することを心掛けると同じ量でも効果は全く変わってきます。
朝立ちしない原因⑤ 社会的孤立
衝撃かもしれませんが、社会的に孤立状態が続くと朝立ちはなくなるのです。その原因は、精神面からくるテストステロンの分泌量の低下と関係してきます。褒められない人・認証されない人・挑戦しない人などは社会的な孤立を感じやすいので、テストステロンの減少と同時にうつ病になるリスクも上がります。
何歳になっても社会に自分の居場所がしっかりとある方は、テストステロンの分泌量が高いことがわかっています。肉体的な衰えは必ず迎えますが、社会的な孤立で精神的な衰えを感じない方がいいと言えるでしょう。
社会的孤立を防ぐ方法
まずは、職場や家庭の環境を変えていくことも朝立ち復活に繋がります。自分の居場所をつくりながら、色々と挑戦していくといいでしょう。朝立ちがない、最近憂鬱だなと感じている方は、ご自身の周りの環境を見直していくタイミングなのかもしれません。早めに社会的な居場所を見つけましょう。
朝立ちは毎日のちょっとした改善の積み重ねで解消可能
朝立ちは病気ではないからと安心せず、男性機能の低下だと気付き、改善できるように日々心掛けてみてください。今すぐにでもできる内容ばかりですので、朝立ちで悩んでいる方は、ぜひお試しください。
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