遅漏で悩む人へ。イクのに時間がかかる原因と対策を解説します。
遅漏は中高年の男性に多い悩みのひとつです。40代以上の中高年になると、なかなか射精できずに悩む方が多くなってきます。
「性行為に時間がかかるので、疲れてしまう」「なかなかいかないとパートナーがシラけてしまって盛り上がらない」「風俗で射精できないまま時間が終わってしまう」
このような悩みをお持ちの方も多いことでしょう。遅漏は歳をとると治せないのでしょうか?
ここでは、遅漏になる原因と対策を解説し、中高年でもまだまだ性を楽しむ秘訣をご紹介します。
そもそも遅漏とは何か
遅漏(ちろう)は、性交の際に射精するまでの時間が本人の意思に反して長くかかる状態のことをいいます。
具体的にどれくらいの時間がかかると遅漏であるのかについて、医学的に明確な基準は確立されていないようです。
平均値でいうと、女性の膣にペニスを挿入してから射精するまでの時間は10分~30分が一般的なので、いつも30分以上かかっている場合は遅漏と言われています。ちなみに、2分以内は早漏(そうろう)と言われています。
遅漏は医学的には「射精障害」と呼ばれ、ED(勃起障害)とは区別されています。
体の何らかの異常が原因の射精障害は年齢が上がるほど多くなりますが、精神的な原因や性的行為の習慣が原因の射精障害は10~30代の若い人にも多く、年齢はあまり関係ありません。
ただ、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病によっても勃起や射精がしにくくなるので、歳をとると遅漏になりやすい傾向はあります。生活習慣病がある場合は、それを医学的に治療することが遅漏対策となります。
遅漏は男としてNG?女性の本音とは
セックスでなかなか射精しないと自分も疲れたり、満足感が得られなかったりしてつらいですが、パートナーである女性がどう思っているのか、とても気になりますよね。
遅漏に対する女性の本音はネットにもいろいろな情報が流れていますが、まとめると以下のようになります。
遅漏もOK!という意見
意外かもしれませんが、パートナーの男性が遅漏でもOKという女性も多くいます。
女性が遅漏でもOKな理由① 遅いほうが楽しめる
射精すれば終わりという男性と違って、時間をかけて性交を楽しみたいという女性も多いものです。そんな女性は、すぐに終わってしまう早漏のほうを遅漏よりも嫌います。
また、女性は男性に比べて、挿入そのものよりもスキンシップを好む傾向にあります。パートナーが遅漏であれば、長くふれ合っていられるので満足感が高いという意見もあります。
女性が遅漏でもOKな理由② 気にならない
「早漏より遅漏の方が好き」というほどではなくても、パートナーが遅漏でも全然気にならないという女性も少なくありません。
このような女性は、性交を「快感を求める行為」というよりは「スキンシップ」や「コミュニケーション」として捉えています。
女性が遅漏でもOKな理由③ 自分も遅いから
セックスの時間の長短の好みは人それぞれです。女性のほうにも高まるまでに時間がかかるという人はいるのです。
相性の問題ともいえますが、遅漏が全ての女性から嫌われるわけではありません。
遅漏はNG!という意見
一方、遅漏に対する否定的な意見もたくさんあります。
女性が遅漏を嫌がる理由① 疲れる
性交がなかなか終わらないと男性も疲れますが、女性もやはり疲れます。たまにしかしない相手ならいいかもしれませんが、頻繁に行う相手との性交時間が毎回長いと体力の消耗が激しくなってしまいます。
また、性交時間が長いと途中で正気に戻ってシラけたり、冷めたりしてしまうという意見もあります。
女性が遅漏を嫌がる理由② 痛い
長時間、挿入を続けられると痛くなってくるという女性は多いです。最初はよくてもだんだんヒリヒリしてくるので、途中からは早く終わってほしいと願うばかりの状態になってしまいます。
パートナーの女性が嫌がっていることが分かると、男性は焦ったり冷めてしまったりしてなおさら射精しにくくなり、悪循環に陥ることも少なくありません。
女性が遅漏を嫌がる理由③ 気まずい
遅漏のパートナーのことが嫌いではなくても、なかなか射精されないと「相手は気持ちよくないのかな?」と思って気まずくなる女性も意外に多いです。
なかには、自分に魅力ないと思って落ち込んだり、自分がしている性行為が間違っていると思って悩んでしまう女性もいます。
遅漏に対する女性の意見のまとめ
女性の中には遅漏に対して肯定的な意見も少なくはないですが、数としては否定的な意見の方が優勢でした。
やはり、できることなら平均的な時間で射精できる方が多くの女性には好まれるようです。
遅漏を好む女性とマッチングできればお互いに楽しめるかもしれませんが、現実に遅漏で悩んでいるのなら、できれば治しておきたいところです。
なぜ遅漏になるのか?原因を知っておこう
肉体的に異常がある場合は別として、その他にもいろいろな原因で遅漏になることがあります。遅漏を治すために、まずは原因を知っておきましょう。
40代以上の中高年男性が遅漏になる主な原因として、以下の3つが挙げられます。
遅漏になる原因① オナニーの方法に問題がある
自慰行為、つまりオナニーでペニスに強い刺激を与えすぎてしまうと、性交時の膣の刺激では射精しにくくなってしまいます。
うつぶせになって床や布団にペニスをこすりつける「床オナニー」や、足をピンと伸ばした状態など性交では男性が通常とらない体勢で射精する習慣がつくと、膣内では射精しにくくなります。
オナホなどグッズを多様するのも刺激が強すぎます。グッズを使わなくても、日常的に強い力で刺激していると遅漏になりやすくなります。
遅漏になる原因② 精神的に疲れている
うつ病などの精神的な門外がある場合も遅漏になりやすくなります。
40代以降の中高年になると、うつ病とまではいかなくても仕事や家庭でさまざまな問題に直面し、精神的に疲れることが多くなってきます。
普段は遅漏でない人でも、精神的な疲労がたまったときに一時的に遅漏になることもあります。
遅漏になる原因③ 普通の性交に飽きている
中高年の男性に特有の遅漏の原因として、普通の性交に飽きているということが挙げられます。
まだ経験が少ない若い人であれば十分に興奮するような場面でも、それなりに経験を積んできた中高年にとっては興奮しないということがあります。
奥さんなど特定のパートナーとの行為に飽きていることが原因で遅漏になることもあります。風俗では普通に射精できるのに、奥さんが相手だとなかなか射精できないという方も多いです。
どうすれば遅漏を治せるのか?
それでは、遅漏を治す方法をご紹介しましょう。
遅漏を治す方法① オナニーの方法を改善し、回数も減らす
刺激が強すぎるオナニーは遅漏の原因になるので、心当たりがある方は方法を改善してみましょう。グッズなどはなるべく使わず、ノーマルな方法で、適度な力で行うのです。
オナニー方法の問題は若いころからの習慣が積み重なって遅漏につながっている面があるので、オナニーの方法を改善しても一朝一夕に遅漏が治るわけではありません。
しかし、少しでも改善するためには今からでも刺激の強すぎるオナニーは控えていきましょう。
中高年になると男性ホルモンの分泌量が減り、精子の生産量も減ってくるので、性交時の射精時間を早めたいのならオナニーの回数も減らすべきでしょう。
オナニーをしない「禁オナ」は人によっては難しいかもしれませんが、できる限りオナニーの頻度を低くして、女性との性交で満足を得るように心がけましょう。
遅漏を治す方法② リラックスを心がける
中高年はさまざまなストレスにさらされるのが現実ですが、日々、リラックスできる時間を作って気持ちにゆとりを持ちましょう。
おすすめは、女性のとの性交を「リラックスの時間」として捉えることです。遅漏のことを気にかけず、女性とのスキンシップを楽しみましょう。
そうすればパートナーも喜ぶでしょうし、自分も気持ちにゆとりが出てきて、適切な時間で射精できることが期待できます。
遅漏を治す方法③ 新鮮な刺激を自分に与えよう
普通の性交に飽きているのなら、新鮮な刺激を求めるのもいいことです。
不倫を勧めるわけではありませんが、新規の相手と性交したり、風俗で刺激的なプレイを楽しめば、慣れた(飽きた)奥さんと性交するときにも新鮮な刺激を思い出すことによって射精を早めることができます。
AVなどを適度に観ることによって刺激を頭の中にストックしておくのもおすすめです。
私は営み中にアダルト動画を観る事で遅漏をカバーしています、しかし風俗では毎回違う風俗店や風俗嬢を利用するようにしていますので例外です、ですが妻や愛人相手に営みをしている時にはアダルト動画を観ながらしています、私個人的に思ったのですが多分私は飽きっぽく常に違う女性と夜の営みをしたいのだと思います、しかし現実にはそうした願望を叶える事はほぼ不可能なのでこうした形で自身の男性器を刺激しながら営んでおります。(40代男性・長崎県)
遅漏は日々の積み重ね一つで改善できる。
遅漏の治し方をご紹介しましたが、全部を実行しなければならないわけではなく、できそうなことから試してみるというスタンスで取り組まれることをおすすめします。
気持ちに余裕がないと遅漏は治りませんし、焦ると悪循環に陥ってしまいます。女性の多くはパートナーである男性が射精するかどうかにこだわっているわけではないのですから、スキンシップや言葉の愛情表現で補えば問題ありません。
そうして気持ちに余裕を持つことが、中高年でも性を楽しむ秘訣といえるでしょう。
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