筋肉量が多い=「心疾患リスクの発症リスクが低くなる」ことは知っている人も多いかと思いますが、それよりも「筋肉量が減りメタボになる=男の活力を低下させている」という恐ろしい事実をご存知でしょうか。
本記事の背景と目的
昨今のコロナ情勢で在宅勤務(テレワーク/STAY HOME)をする人が増えました。
在宅勤務(テレワーク/STAY HOME)は、普段の通勤や移動にかかる時間や手間が削減できる便利な側面もある一方、運動量が減り、筋肉量を低下させます。いわゆるメタボリックシンドロームにまっしぐらな環境です。
これは「いつまでも生涯現役を保ちたい私たちをオスとしての存在から遠ざてしまっている行動」です。
本記事は、在宅勤務(テレワーク/STAY HOME)の環境下でも、男の活力を維持し、パワフルなものにしていくために、プライベートでおつきあいのある管理栄養士の先生とパーソナルトレーナーの先生に相談をし、
- 運動不足がダメな理由、具体的な対応策
- 不摂生(栄養バランスの悪い食事)がダメな理由、具体的な対応策
について調べましたので、あなたに具体的な役に立つ情報を共有します。
【運動不足がダメな理由】:筋肉量が減る→代謝が落ちて内臓脂肪が増える→男の活力維持に悪影響
結論から言うと、内臓脂肪が増えると高血圧や糖尿病といった生活習慣病を招くリスクが高まり、動脈硬化が進みます。
動脈硬化が進むと、神経や血管の働きに何らかの障害が発生します。これが、肉体面で男の立ち上がりを邪魔する要因です。
また、メタボ(デブ)になると寝ている時に気道がふさがってしまい、一時的に息ができなくなる現象(睡眠時無呼吸症候群)になる人が増えることもわかっていますが、そうなると眠りも浅くなりストレスがたまりますし、脳への酸素供給量が減ってしまい、男の活力維持に必須の男性ホルモンの分泌にトラブルが発生します。こちらは、精神面で男のたちが上がりを邪魔する要因になります。
対策:少し意識をして、運動量を維持しましょう
例えば、仕事をする前にラジオ体操をしたり、昼休みの休憩中に30分程度外を散歩したりしましょう。これだけでも日中のデスクワークで消費される運動量(100-150kcal)が担保できます。
もしウォーキングが嫌いで、家でTVを見ながらでも、単純に大きな筋肉を鍛えて代謝を上げたければ、こちらの動画のようなランジの動きがおすすめです。
私は、骨盤底筋群の体操に加えて、毎日このランジをやっています。
とても体調が良いです。
【栄養バランスの悪い食事がダメな理由】:免疫力が低下するため
言うまでもないことですが、体の免疫システムが弱ると体調不良になり、男の活力維持どころではありません。
特に「タンパク質」と「食物繊維」を適量摂取することで、腸内環境を含めた免疫力が高まりストレスを予防することに繋がります。
※この理屈については、五大栄養素の関係についてわかりやすくまとめたこちらの記事ご覧ください。(私が栄養学を勉強していた時のノートをまとめたものです。)
対策:以下の食材で「タンパク質」と「食物繊維」を補給しよう
タンパク質(肉・魚・卵以外に手軽にタンパク質を取れる食品一覧)を毎食取ろう
- 納豆
- シーチキン
- サラダチキン
- 魚肉ソーセージ
- ちくわ
- アーモンド
- 笹かま
- チーズ
毎日ちくわを2本、3ヶ月間食べ続けるだけで、同じ運動をしていて筋肉量が1%(体重60kgの人なら600g)も違うという研究結果もあります。
食物繊維(海藻類やきのこ類)を毎食取ろう!
食物繊維を取ることで、腸内環境整備に繋がります。
食物繊維は、食べ物の中に含まれる、人の消化酵素では分解できない成分で第六の栄養素とも言われます。ビフィズス菌、乳酸菌と言った「善玉菌」と呼ばれる、健康維持に欠かせない腸内細菌を増やします。食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不水溶性食物繊維」に分かれます。
- メカブ
- もずく酢
- ごぼう
- わかめ
- こんにゃく
- ひじき
- しいたけ
私はメカブが大好きで(一食ごとにパックで開けてたべれるので便利だし)スーパーで買ってきて家でよく食べます。あとは沖縄に行った時に食べる「もずく酢」も大好きです。
外食をする時にはメカブを置いているとこは珍しいので、わかめ入りのサラダや、こんにゃく、ひじきの煮物を頼むようにしています。
まとめ
在宅勤務(テレワーク/STAY HOME)はどうしても運動量が減り、筋肉量も落ちがちです。
これは巡り巡って、男の立ち上がり(男性ホルモン=テストステロンの分泌)に悪い影響を及ぼしかねません。
こまめな運動や筋トレと、上述のバランスの取れた栄養摂取を意識してオトコを保ちましょう。
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