性交(セックス)したら翌日筋肉痛になった!年齢関係なく筋肉痛を予防できる方法を解説
激しいセックスをしたつもりがないのに、翌朝体が痛い。そんな経験が歳を取るごとに増えてきていませんか?今回は、セックスしただけで筋肉痛にならない対策を解説していきます。充実したセックスライフを送りたい男性必見です。
性交(セックス)に伴う筋肉痛への簡単な対処法
基本的には運動と食事習慣の改善が基本となります。毎日の生活習慣やライフスタイルを見直して、直しておくことでセックスで筋肉痛にならないばかりか、日々の生活でも疲れにくくなります。ここでは運動と食生活のパートに分けて詳細に解説していきます。
① 運動によってセックス後の筋肉痛をケアする
今日では適切な運動習慣が、とりわけ更年期を迎える40代や50代がセックス後に感じる筋肉痛に有効であることが明らかになってきました。
国内においては、特に更年期障害を有する女性にとって、自転車エルゴメーターによる運動、サイクリング、ウオーキングやジョギング、水中歩行で「更年期症状の重症度を表す指標が、運動する前に比べて明らかに下がった」という実験結果が報告されています。
海外においても同様にウオーキングを中心とした有酸素運動やヨガでも効果があった実験結果が報告されているのです。
日常生活でも取り入れられるようなウォーキングやサイクリングを行うことで、改善が期待できるのは簡単で嬉しいですね。
おすすめの運動の種類
運動の種目は楽しく無理なく継続することができるので、若い頃から慣れ親しんでいるものがあれば、それを続けていくのでも構いません。新しいものを始めるよりも習慣化した運動の頻度を上げたり質を高めたりするほうが、ストレスなく改善できますよ。
具体的には、有酸素運動に加えて無酸素運動を組み合わせるのが理想的となります。
有酸素運動は酸素を十分に取り入れながら全身の筋肉をリズミカルに収縮することができるもので、ウオーキング・ジョギング・サイクリング・水泳・ダンスなどがこれに該当します。
これらによって、体力に維持増進、酸素利用率の増加、脂肪代謝の促進などの生活習慣病の予防効果もあります。
40代以降の男女のための運動の仕方
① ウォーミングアップ:ストレッチング(柔軟体操や軽い歩行)を5分程度
② 有酸素運動(主たる運動):歩行・ジョギング水泳サイクリング・エアロビクス・ダンス
③ストレッチ(柔軟体操・軽い歩行):ウエイトトレーニング(1~3㎏ダンベル体操・1~3バーベル)を5分~10分程度
④ クールダウン:ストレッチング(柔軟体操や軽い歩行・ジョギング・マッサージ)を5分程度
運動の頻度と時間
運動の頻度は1週間に3~4回が望ましいのですが、日頃運動をしていない人はあまり無理をせずに、各自の体調に合わせて行い、最初は週①階から初めて徐々に回数を増やしていきましょう。
要するに大切なのは継続することなのです。
運動時間については運動の強度によっても異なりますが、できるならば1日あたり30~60分程度行い、1週間の合計が140~160分になるように計画を立てていくのがベスト。
運動実施時の注意点としては、運動する時間帯は食事をしてから2時間は空けて、早朝もしくは21時頃。食事後すぐ、入浴後、飲酒後などは行わないで控えるようにしましょう。
【手軽にできる】エクササイズ効果を高めるウォーキングのコツ
遠くを見ながら、ヒモによって上から吊り上げられているような気持ちで背筋を伸ばし、軽く手を軽く振って肘を90度に曲げ、膝をしっかりと伸ばして、呼吸が続く程度の早歩きで、かかとから着地しましょう。
② 食生活によってセックス後の筋肉痛をケアする
性交(セックス)に伴う筋肉痛には、やはり栄養のバランスの良い食事をすることも大切です。一般に主食;副菜;主菜=3;2;1が理想のバランスであるとされています。
とくにおすすめしたいのがご飯と味噌汁に、魚料理、おひたし、煮物などを組み合わせた「和食」です。
1日に1~2回は意識して魚料理を取り入れ、緑黄色野菜を使った副菜を手の大の小鉢で昼夜1皿ずつ加えるとバランスも良くなります。デザートには皮ごと食べられるブルーベリーやリンゴなどをはじめ、栄養価の高い旬のフルーツを1日200gを目安として取り入れると良いでしょう。
また女性ホルモンと似た働きをする成分として注目されているのが、大豆イソフラボン(大豆の胚芽部分に多く含まれている抗酸化物質の一種で、いつまでも女性らしく過ごすために毎日の食事に大豆食品を取り入れると良いのです)です。
大豆は食物繊維やオリゴ糖も多く含んでおり、加齢と共に乱れがちな膣内環境を整えてくれる上に、骨を強くするカルシウムも豊富に含まれています。大豆には大豆インフラボンのみならず、タンパク質やミネラルビタミン、食物繊維なども含まれていて、女性に優しい食品です。加工食品も多いので、調理方法を工夫すれば、バラエティに富んだメニューを作ることができます。
③ 市販の医薬品・サプリメントでセックス後の筋肉痛をケアする
市販されているサプリメントなどでも簡単に食生活の栄養不足を補えます。サプリメントだけに頼るのは良くないですが、仕事の付き合いなどでどうしてもバランスの取れた食生活が乱れてしまったタイミングに摂取することで、筋肉痛の防止が効果が期待できますよ。
1. 市販の医薬品
薬局やドラッグストアなどで市販されている医薬品を用いることも、辛い更年期症状・性交(セックス)に伴う筋肉痛に対処する一つの方法です。
用法・用量を守って服用することで特定の症状改善効果を期待することができます。薬によっては飲み合わせに注意が必要なものもありますので、薬剤師によく相談した上で購入しましょう。
2. サプリメントで補いたいおすすめ成分
・大豆イソフラボン
大豆は食品として、またサプリメントとして更年期の症状緩和に用いられてきました。高濃度のフイトエストロゲン(ダイゼイン、ゲニステイン)が含まれており、エストロゲン作用を示すものと考えられています。
更年期症状についてはわずかの改善にとどまるものの、心血管係には良い影響を与え、骨代謝も改善が期待できるものとされています。大豆成分に関する臨床試験は数多く行われていますが、現在のところ更年期症状に関する最終的な結論は出ていません。
・エクオール
大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから腸内細菌によって作られる活性代謝物「エクオール」を10㎎日摂取により、ほてりや肩こり等の更年期症状、骨、メタボリック・シンドロームおよび肌の老化に対する効果が認められています。エクオールについては動物および人でのデータが揃っていますので、安心して摂取することができるものと考えられています。
・レッドクローバー
レッドクローバーはヨーロッパおよびアジア原産のマメ科の植物です。「女性ホルモンのバランスを整える」「更年期のほてりを軽減する」などといわれ、欧米では更年期症状緩和のサプリメントとして人気がありますが、有効性についての報告は一貫していません。
・ブラックコホシュ
ブラックコホシュは北欧に分布するキンホーゲ科の植物で、大豆と同様にゲニステインやダイゼインなどイソフラボンを含有しています。更年期の症状緩和や骨量低下予防の目的で使用されており、安全性も高いとされていますが、その効果は明らかにされていません。
運動と食生活の生活習慣を改善して筋肉痛知らずのセックスライフを。
セックス後にくる筋肉痛において最も注意しなければならないのは痛みを我慢してして放置することです。そのことで体調不良になったり痛みによってセックスをするのがおっくうになり、セックスから当座買ってしまって悪循環になります。
せックスをより楽しむためにも日頃から自分の体調を整え、不安を感じたら早めに食生活や運動の習慣を見直して日々改善を続けましょう。
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